史上最大規模で開催されているFIFAクラブワールドカップ2025。32クラブから8クラブへと絞られ、いよいよ準々決勝が迫ってきた。今回は、そのベスト8進出クラブに所属するベテラン選手の中から、とくに注目を集める4選手を紹介する。彼らは年齢を重ねてもなお世界の舞台で輝き続けている。
目次
1. ルカ・モドリッチ（レアル・マドリード）
年齢：39歳
ポジション：MF
トピック：今大会を最後にレアル退団を表明
“中盤の魔術師”モドリッチは、このクラブW杯2025を最後に長年所属したレアル・マドリードを退団すると発表した。衰えを見せない視野とパスセンス、そして豊富な経験で今も中盤をコントロールする。若手のベリンガムやカマヴィンガと見事な連携を見せ、優勝で有終の美を飾ることができるか注目されている。
2. チアゴ・シウバ（フルミネンセ）
年齢：40歳
ポジション：CB
トピック：17年ぶりの古巣復帰で南米王者に
プレミアリーグをはじめとする欧州での活躍を経て、チアゴ・シウバは2024年にブラジルのフルミネンセへ復帰。17年ぶりの古巣で南米王者となり、クラブW杯に挑んでいる。読みの鋭さと統率力は健在で、欧州勢相手にも堂々と渡り合う姿はまさにレジェンド。最後の夢である世界一に挑む。
3. トーマス・ミュラー（バイエルン）
年齢：35歳
ポジション：FW／MF
トピック：クラブW杯初優勝を狙う“スペースの達人”
バイエルン一筋のベテラン、トーマス・ミュラーは700試合以上に出場しながらも、実はクラブワールドカップ制覇は未経験。独特のポジショニングと判断力は今なお健在で、ケインやムシアラら若手との連携も抜群。今大会で初のクラブ世界一のタイトルを獲得できるか、本人のモチベーションも高い。
4. カリドゥ・クリバリ（アル・ヒラル）
年齢：34歳
ポジション：CB
トピック：アジア王者アル・ヒラルの守備の要
ナポリやチェルシーで活躍した屈強なセンターバック、クリバリは現在サウジアラビアのアル・ヒラルでプレー。アジアチャンピオンズリーグ制覇に貢献し、今大会ではアジア勢としての誇りを胸にプレーしている。高さ、強さ、判断力を兼ね備えたディフェンスは健在で、世界の強豪にも臆せず立ち向かう。
経験こそ最大の武器
クラブW杯2025は若手の活躍が注目される一方で、経験豊かなベテランの存在も大きな支えとなっている。彼らの一挙手一投足が、試合の流れを変えることも少なくない。最後の大会になる可能性もある今、ぜひこの“円熟の4人”のプレーに注目してほしい。
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